雲居寺(うんこうじ)の諸行持 ◎盂蘭盆・新盆供養会!
お盆は昔から「先祖の里帰り」と言われていましたが、皆さんは聞いていますか?
8月の13日の夕方に迎え火を焚き、お墓から先祖の精霊をお迎えし、16日のお昼をご馳走した後には送り火を焚いて精霊をお送りしていたという習慣が、ややそれに近い姿で今も残っていますね。このように、人間は死後も娑婆(しゃば)世界に生きている私たちと一緒に生き続けているのですね。
【マメ知識】
娑婆(しゃば)…印度のことばでsaha(サハー)と言い、忍土。すなわち、苦しみが多く忍耐すべき世界のことを表しています。私たち人間が住んでいるこの現実の世界を差し、この世界は苦しみの世界であるとお釈迦様は教えています。