雲居寺(うんこうじ)住職ご挨拶
雲居寺住職
殖栗孝雄
Kouyu Ueguri
こんにちは雲居寺住職 殖栗(うえぐり)孝雄(こうゆう)です。【僧名は「こうゆう」、普段は「たかお」です。】
宗派は曹洞宗(禅宗)です。
・坐禅を組む、・読経をする、・作務(仕事)をするが大切なお努めです。怠け者の私ですが、一日の流れの中に最低一つは、必ず取り入れて生活しようと心がけています。ブログの更新に四苦八苦しています。どうぞご覧ください、そしてご意見をください。
あらためて雲居寺をご紹介いたします。
1 宗派(宗名)
・曹洞宗(禅宗)
2 宗祖(曹洞宗の開山)
・道元禅師・・・中国から曹洞宗を伝えた方
(どうげんぜんじ)
・瑩山禅師・・・日本全国へ曹洞宗を広めた方
(けいざんぜんじ)
3 本山
・永平寺(えいへいじ)・・・福井県
開山は道元禅師
・總持寺(そうじじ)・・・神奈川県
開山は瑩山禅師
(曹洞宗には本山が二つあります。)
道元・瑩山両禅師の教義(教え)を受け継ぎ、雲居寺は文明元年(西暦1469年)、定明寺(三条市東裏館) 第二世巨山禅益(こざんぜんえき)大和尚によって開創(創立)されました。
延宝5年(1677年)に陽山香益(ようざんこうえき)和尚が、旧雲居寺を現在の地に移転し第三世となりその後、矢田村に光照寺を開闢して雲居寺の末寺となりました。
第三世陽山香益和尚の功績を讃え、明治37年7月、当時の住職は本寺(定明寺)に願い出て「中興」の諡号(しごう…後になって功績を讃えてつける名)をつけることが許可されました。従って第三世和尚を「中興 陽山香益大和尚」とお唱えしています。
雲居寺は開闢以来、540年以上経過しており、近辺の曹洞宗寺院の中では古い方に入ります。
雲居寺にある仏様
本尊 釈迦如来(木造 座像)
脇侍 大日大聖不動尊(鉄製 立像)
大阿羅漢(木造 座像)
※脇侍二体は正面向かって右がお不動様、左が羅漢様です。
准提観音(じゅんていかんのん)
子育観音(こそだてかんのん)
六体地蔵菩薩(ろくたいじぞうぼさつ)